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「つ」「づ」「き」「か」「ら」「は」「じ」「め」「る」

 つまり、私の選択は間違いであったと、そういうことになるだろう、悔しくて頭を掻き毟る。
 づらが外れて飛んでゆくが、構わない。
 きみが私の頭を指差して何か言う、それに続いて周りのやつらが笑い転げる。
 かまうものか、私は頭を再び掻き毟ろうとするも、触り心地はつるりんとしていた。
 らんらんとした様子の鼻歌が聞こえてきた気がして、そこではっとさせられた。
 はなから、私はきみの眼中になかったと、そういうことなのか。
 じっくり聞いてやろうとして、私は鼻歌に耳を傾けてみるのだが、あまり意味がよく分からない言葉であったので、ちょっと挫けそうになった。
 めっちゃほりでい、そうきみが繰り返す間に、私の悔しさは頂点に達した。
 るーりら、るーりら、そう口ずさみながら、私はかちゃかちゃと懐を探る。

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第三十五回さらし文学賞 | CM(0) | TB(0) 2018.08.21(Tue) 08:00
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